お申込みについて

まずはHPより申込書・同意書をダウンロードしてNPO法人ヘルスケアネットワークへお送りください。担当者より折り返しご連絡し、今後の手順をご説明いたします。その後、健診結果等の必要書類をお送りいただきます。

健診結果の取り扱いについて

紙ベース(コピー)またはデータCDのどちらかで統一いただき、郵便・宅配など追跡が出来る方法で提出ください。なお、お預かりした健診結果はCD納品時に必ず返却します。

バラバラのフォーマットでも大丈夫です。「運輸ヘルスケアナビシステムⓇ」は、エクセルをベースに、 統一的なフォーマットと基準を設けて入力作業を行います。

お預かり1回分のデータが、1枚のCDになります。したがって健診日はバラバラでも一度に提出頂くと、一括にまとめることが可能です。

もちろん可能です。健診機関や実施時期が異なりますので、ご希望の支店や営業所だけをお預かりすることは可能です。一度にお預かりした場合は、拠点別に管理することができます。又、最終年度で1つのCDにまとめたい等ご希望であれば別途費用は掛かりますが作成が可能です。

目的、使途を明確に説明し、必ず本人の同意を得てください。ただし、難しい場合は、個人名を伏せてお預かりすることも可能です。申込書・同意書の記入に際し、個人情報の取り扱いも含めた項目をご確認の上ご同意いただきます。プライバシーポリシーに則り、厳重に対応することはもとより、事業者様のほうでも取り扱いは慎重になさってください。 

特定健診データを活用するには、個人IDや職種、営業所等の情報などを新たに付加するなど、若干内容変更が必要になります。また個人情報の取扱いについても、新たな合意が必要になるので、今後の検討課題とさせて頂きます。

システム概要について

フォーマットが異なっていても大丈夫です。事業者様より送られてきた健診結果を、手作業でシステムのフォーマットに並び変え、本システムにはめ込むための入力を行います。データ化していないものは、専門的な一定の基準(ルール)により、分かりやすい表現で表します。

現在のところ、このシステムでの入力項目は定期健康診断結果(法定項目)以外に、尿酸、クレアチニン、睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査のみになります。その他の項目については、事業者様の項目・基準で入力されるなど、自由に使っていただくことを想定しています。

プライバシーマークを取得した情報処理会社にて行います。

健診結果には職種表示がないため、データ提出時に、①ドライバー、②作業員、③事務職、④管理職、⑤運行管理者、⑥その他の区分を付記していただき、システムに反映させます。

システムには①労災二次健診受診勧奨用「レッドカード」、②再検査・再受診勧奨用「イエローカード」、③事業所単位経年比較表、④5号様式経年比較(個人)、⑤各種グラフ、⑥クロス分析 が付随しています。①、②は帳票印刷ができます。③~⑥はセルの範囲指定をしてプリントアウトしてください。

担当者様で変更していただくことは可能です。任意のファイル名で「名前をつけて保存」していただき修正や追加を行ってください。ただしシステムの機能を反映することはできません。

納品時、①体格指数(BMI)の割合、②年代別高血圧者の人数、③年代別脂質異常者の人数、④年代別高血糖者の人数、⑤年代別要医療要生活改善の人数のグラフを作成しています。ご活用ください。また、エクセルですので、自社でグラフ作成が可能です。

基本的に空欄となります。ご確認の上、事業者さまで修正いただくことになります。

社内での活用法

システム化したデータは、社内共有データとして管理できます。したがって、運行管理者が点呼時に健診結果に基づき、服薬状況や体調等について、踏み込んだ声かけやアドバイスができます。また、別途費用がかかりますが、お申込みいただくとデータを個人別のカード(健康カード)に加工もできます。ドライバーより健康カードを提示してもらうことで、健康確認作業ができます。

記録に残すことは運行管理上も非常に重要なことです。例えば、システム内の*備考やフリー欄、事業所コメント欄を有効に活用いただき、必要部分のみをプリントアウトして点呼簿に張り付けるなどされては如何でしょうか。点呼簿に連動したシステムは、今後の検討事項となっています。

CDはコピーができますので、必要な部署で必要なデータのみを取り出して活用することも可能です。しかしトータルで把握することが本システムの目的ですので、なるべく多くのデータを合わせ技にしてチェックしてください。 そして不明な点は相互間の情報交換を密にして、有効に活用してください。

まず印が3個ないし4個ある人がいないかどうかを確認してください。対象者は、「死の四重奏」といわれている、脳・心臓疾患のリスクが高い対象者です。納品時にお渡しする取扱説明書28Pを参照ください。

定期健康診断以外の健診には、人間ドックや生活習慣病健診などがあり、より詳しい検査を受けることができます。人間ドックのオプションにはガンの早期発見を目的としたものがあります。ただし、法定項目以外の結果については、個人情報の観点から、取り扱いには配慮が必要です。

ご不明な点があれば、ヘルスケアネットワークまでお気軽にお問い合わせください。また全日本トラック協会発刊の「(改定版)トラック事業者による健康起因事故防止マニュアル」でも大変分かりやすく解説していますので、参考になさってください。全ト協HPよりPDF版をダウンロードすると、オリジナルの指導書が作成できるテンプレートがあります。

本システムは、管理者支援の一環として構築されたものですので、お気軽にお尋ねください。ただし、長期サポートや出張を伴うようなケースは別途お見積りを致します。

料金について

お一人あたり2,000円(税別)です。トラック協会の会員は、全日本トラック協会より一人あたり1,000円(税別)の負担金がおります。その際、負担金を差し引いて請求いたしますので、事業者様からトラック協会への申請等は必要ありません。

健診結果をお送りいただく際の送料は事業者様がご負担ください。

システムへのデータ入力後、納品の際に請求書をお送りします。期日までにお支払いください。